第180回 “心から楽器を大切に思えるようになりました”

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。

先日レッスンを行ったバスーン愛好家の女性から、嬉しい感想をいただきました。
ご本人の承諾を得て、その一部を掲載します。

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先日は大変お世話になり、ありがとうございました。御礼が大変遅くなり、申し訳ありません。

先生のレッスンを受けてから、本当に楽に演奏する事ができるようになりました。
中学生の時にファゴットを始めて以来、一番楽に、安定して演奏することができています。
バテるんじゃないか、ピッチが取れなくなるんじゃないかと演奏中も気が気ではなかったのが、演奏・表現する事にだけ集中できるようになれそうです。

中高大、フリーランスで二年、長くファゴットを続けても、かまえたときに、いつもしっくりいっていなくて、楽器を持つと体が身構えてしまうといつも思っていました。
先生にご指摘いただいた右手の位置を、無理のないポジションに変えた事で、その違和感がほぼなくなっています。微調整は、これからの私の前向きな課題だなと思っています。

座った時の、坐骨(だったでしょうか)が前後左右に自由に動く事、椅子と自分の足を合わせて6本の足で支えているというのも、とてもわかりやすかったです。

呼吸のほうも、楽器を吹く以外でも普段の生活で意識しながら、賃貸住まいなので、週末の数時間しか練習できない部分をカバーできるように心がけています。
最近は、憧れの深いブレス(笑)休憩するためのブレスではなくて、ちゃんと息を使って必要な分のブレスができるようになり、感動しています!

時間はかかりましたが、今回先生に見ていただいた事で、心から楽器を大切に思えるようになりました。

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一部掲載と言いましたが、頂いたメッセージの後半を割愛させていただいただけで、上記は前半部分まるまる載せてあります。

レッスンの体験とその結果起きた新たな感覚と良くなったこと、意識と自分への課題、そして少ない練習時間ながらも探求しつづけていたということも書いてあり、その結果ブレスが良くなったと、実に簡潔で分かりやすく、自分自身の力で徐々にできるようになったことが書いてあります。
文章としても素晴らしいですね。

この方の悩みは、演奏しているとすぐバテるというものでした。
その根底には、教えられた奏法で間違った身体の使い方のものが多く、それに対して「そうしなきゃ」という意識が強かったことがあります。
楽にしたいと言う思いはあれど、それに対してのアイディアは「力抜け」くらいしか言われてこなかったようです。

脱力を目指した人のほとんどが力みで悩んでいると言いう実態に、多くの人は気が付いていません。
この方は、むしろその考え方に苦しんでいたようです。
「脱力しろ」だけでは力みが抜けずバテてしまう自身の現実に。

私のしたことは、ご本人がしたいようにできる動きを、その時の動きから見て提案しただけです。
レッスン後、いつもならすでにバテているであろう状態を遥かに超える時間吹いてられたと、その時にすでに良い傾向が現れていました。
それをこの方は、レッスン後もずっと意識して探求しつづけていたのですね。
だから変える事ができたのです。

自分が不調を体験し、アレクサンダーテクニークのお蔭でよくなったこともあるので、最後の文にあるように「 心から楽器を大切に思えるようになりました」という感想は、とても嬉しい感想です。
「バテるんじゃないか、ピッチが取れなくなるんじゃないかと演奏中も気が気ではなかった」という不安を抱えていた人が、自身の不安を自信に変える事ができたのです。

私のレッスンテーマに沿うレッスンが出来て、私自身も気持ちが良かったです。

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