第188回 トロンボーンの左手 ~指の使い方順番編~

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。
今日はトロンボーンの持ち方ですが、基本的な腕や手の使い方というより、ちょっとした気遣いで持ち手が楽になる、そんなお話です。

指の使い方に関しては、以前のブログをご覧ください。
「第172回 トロンボーンの左手~指の使い方編~」
https://katasan-tb.com/blog-no-172/

【指を巻く順番】

第172回でも書いたのは、持ち手を「握る」から指を「巻く」にした方が余分な力みを減らすことができる、という内容でした。
今回はそのことを踏まえつつ、それを更に効果的にするヒントです。

左手の指を支柱に巻きつける時、その順番気にしたことありますか?
ええ、どの指から巻きつけるか、その順番です。

生徒などで、その順番のせいで持ちにくくなっている人がそれなりの数がいたので、思い当たる方はこれを読んで今後意識してみるといいかもしれませんね。

トロンボーンを持つ指で一番お仕事をするのは小指です。
この小指が力を発揮できるようにする一つのヒントに、指を巻く順番があります。
力を発揮しやすいように小指から薬指、中指の順で楽器に指を回してみてください。

この逆をやっている人はいませんか?

【逆順だと小指が浮く】

さきほどの順番を逆から、つまり中指、薬指、小指の順でしてしまうと、僅かながら前の指の上に乗ってしまいます。
つまり、薬指が中指の上に、小指は薬指の上にです。
すると、小指が浮いてしまう事になり、握力が上手く楽器に伝わらず不安定になります。
すると、それを安定させるために握る力が余分にいります。

小学生など、まだ手が小さい人はスライド持ち手L字の下部分に指が届かず、支柱だけを持つ事があります。
この様な人に逆順で握る場合が多いです。
支柱だけを持つ事になっても、順番は小指から巻いてみてください。

わずかこれだけのことですが、結構効果ありますよ。
お試しください。

東京ワークショップ情報はこちら
https://katasan-tb.com/workshop-tokyo/

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