第206回 BodyChanceオンライン合宿と卒業式

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんこと片山直樹です。

毎年GWは、静岡県の御殿場でBodyChanceの合宿があります。
BodyChanceのなかでも最大のイベントで、海外の著名なアレクサンダーテクニーク教師と共に一日中アレクサンダーテクニーク漬けの数日間です。
《アイキャッチ画像は2019年合宿中のノータレントショーの模様》

今年はコロナの為に開催されず、代わりにこの期間はオンラインでのワークショップ三昧でした。

毎年2~3名の海外教師が参加する合宿ですが、今年はオンラインになったことにより、予定されていたルシアウォーカーとシャロンウェストに加え、キャシーやグレッグの他に、嬉しい事に去年来日したマルコムボークと、私がとても興味深く勉強し役に立ったハンズオンバックオブザチェアー(Hands on back of the chair)を習ったリンジニューイッターの全部で6名の教師が参加してくれました。
コロナにより思わぬラッキーが舞い込みました

それぞれがそれぞれのテーマでワークショップを行い、一日に4~5コマ行うことに。
まさに朝から晩までパソコンの前に座りレッスンを受け続けていました。

《2019年来日時にハンズオンバックオブザチェアーを習う》

さて、この合宿の目玉はもう1つ、それは卒業式。
何年もの学びを終え、教師資格を取得した人に与えられる証書を受け取る時です。

今年は、ついに私かたさんの番です。

2016年8月に入学し、2019年9月に正式な教師になりました。
3年1か月で正式な教師になったのは、BodyChanceで最も早いらしいです。

授業料の支払いに時間がかかり卒業式は今年になりましたが、ご存知のように運悪く合宿は中止でオンラインワークショップに。
なので、卒業式もオンラインでした。

・・

卒業生は皆そうなのですが、今年も例に漏れず証書授与前に最終試験があり、オンラインを使ったそれも何とかクリアし、無事卒業することができました。

そしてその後は証書授与ですが、オンラインなので実物はまだ手元にありません。
モニター越しにそれを見せてもらいました。

さて、これも例に漏れず卒業生には校長ジェレミーから言葉があるのですが、その内容は、私の内面でずっと居つづけていることについての話でした。

《2016年10月 初めてのジェレミーのレッスンにて。この時のよく覚えている言葉で、クラスのみんなに対して「彼は早く学ぶと思うよ」と話していたのは初心者としてとても嬉しかった》

これは、泣けてきたとかそういうものではなく、自分が今まで生きてきた中で、とてもそれを強く感じる事は多く時に苦しんだ、そんな内容の話でした。

さすがジェレミー、よく見ています。
いや、他の人にもわかっていることかもしれないけど、僕の中には常に自分の行動に不安が付きまとっていました。

今、一人称が「僕」になったのも自然に書いてしまったもので、あえて消さずにそのままにしました。

いつも書く「私」という一人称は、いわば作っているのです。
これも自分の中の不安を隠す言葉だったのかもしれません。

ジェレミーはそれを話していました。

そして、それに対して一般的によく言われる「もっと自信を持て」というようなことを言わないのが彼であり、アレクサンダーテクニークなのです。

彼は若い頃役者だったので、その当時出会った先輩の役者さんの話を交えて、こんなことを私に語ってくれました。

以下が、日本語訳したものです。

君の中には偉大さがある。
君は本当に感性があり、奉仕する気持ちもある。
でも、君の中に「自分は大したことないさ」と思っていることがあるように見える。
僕もそんな人間だから、似たような内面を持っているように思うんだ。

(また別の役者から聞いた話、謙虚さと自信についての話を交えて)
謙虚さは時として自分をダメなやつにしてしまう。
自信が裏返ると尊大さに変わる危険性がある。
謙虚さと自信両方を兼ね備える事は、動きに溢れたバランスである。


君にはその二つの質に溢れたバランスを見る。
この二つは本当に重要だ。
謙虚さがなければ育たない。
自信がなければ成長し続けようという気持ちもなくなる。
この二つの関係から生まれる動きの完全さを君に中に見ているよと言うことを言いたい。
何にもおかしい事や良くないことはなくて完璧なんだ。
ずっと君の中で進化し続いて素晴らし先生になることを私は信じている。

・・

謙虚さと自信。
どちらも行き過ぎれば自己の卑下と傲慢になる。

僕は傲慢になることを嫌がれあば卑小になるし、卑下するのをやめようとすれば背伸びしてしまう。
それが僕。

でもジェレミーはその二つのバランスを僕の中に見たと言う。

大袈裟な物言いをするのが彼の特徴でもあるのだけれども、一つ信用できそうな言葉が「その二つの関係から生まれる動き」。
アレクサンダーテクニーク教師としての彼の観察眼を私は優れていると思っているので、それを持つ彼が私の動きを見てそう言っているならば、それは信用できる。

普通、卒業式での言葉は泣かせるものだけど、僕の場合は考え込んでしまった。
成程なぁ、やっぱすげぇなぁジェレミーは、って。

「自信を持て」とは言わず自信を待たせる、あるいは持てるような気にさせるスキルはさすがです。

自分の中にある謙虚さと自信のバランスから生まれる動き、それを進化させることが出来るよう、日々生きていこうと思います。

・・

さて、今回私と一緒に卒業したのは、BodyChance同期入学で大学の後輩オーボエ奏者の板谷宏美さん。
今回は少なく2人だけでした。

2人に共通するのは、先ほどのこと以外に子供を持っていること。
それに関してもジェレミーが言葉をくれたので、最後に載せておきます。

宏美と直樹に言いたいのは、子供を育てなきゃならないと言う環境の中でここまで来れたということ。
2人にとって、本当に大いなる達成なんだ。
想像も出来ない困難やストレスがあったにもかかわらずここまで続けてきてくれた。

おめでとう!

これからもアレクサンダーテクニーク教師の片山直樹かたさんをよろしくお願いします!

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