第253回 ロングトーン

アレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。

ここ1~2週間のことですが、ロングトーンをよく練習しています。
(※ロングトーンとは、直訳の通り長く音を出す(伸ばす)練習です)
管楽器では基礎と呼ばれるこの練習、「よく練習する」ということは、それまであまりしてこなかったのかとツッコまれそうですが、どちらかというとあまりしない人でした。

だって、つまんないから(笑)

と、教える立場の人間が言うのは問題になりそうな発言ですが、正直な気持ちはその通りなのです。
それでも大昔よりは面白みを感じることができ、練習もするようになっては来たのですが。
これに関してはかつてブログで書いたのお読み下さい。
第116回 基礎練習が嫌いなあなたへ | トロンボーン奏者 かたさんの「身体すこやかブログ」 (ameblo.jp)

この時に書いたことは、基礎練習に楽しみを見つけることを書いています。

さて、今日ははなぜ最近するようになったか、そこポイントですよね。
一言でいうと、つまんないものが面白くなったからです(笑)

ますますツッコまれそう(;´∀`)

・・

さて、ロングトーンの何が面白くなったかですが、その前に。

ロングトーン練習の重要性は理論的にわかっており、真っ直ぐで揺るぎない長い音が伸ばせるということは、音を安定させる技術があるということに繋がります。

最近は練習時間もあまりとれず、一種類のことをするだけで練習を終わらなければならないことが多い日々です。
当然、意識することも限られてきます。

そんな中、アンブシュアーと息、もしくはアンブシュアーと息を出すための体の使い方との関係を音の安定に向けて意識していたところ、自然とロングトーンの練習に行きついたわけです。
これは、「よし、そういうことならロングトーンをしよう」となったわけではなく、探求していく過程でそれらのことを意識していたら「音を伸ばすことが最もわかりやすかった」という結果から発見したものです。

これは「ロングトーンありき」ではなく、「ロングトーンが役に立ったから」という結果、言い換えれば「音を伸ばすことで探求していたことの発見が多かったから」という経験に基づく発見です。

「ロングトーンが大切」というのは、それをすることで発見があり、良い結果が得られたから『ロングトーンは大事な基礎練習』とされてきたわけで、そこには経験が含まれています。
中高生のロングトーンが「音を長く伸ばす」ことが目的になっているうちは、この練習の重要性が伝わらず、奏法的に良くない体の使い方、思考の使い方を身に付けることにもなります。

また、「ロングトーンができれば、音がまっすぐに伸ばせて安定した音作りができる。だからロングトーン大切」というのも結果論経験論であって、皆さんも経験あるでしょうが、大人の言う「大人になればわかる」的な論理は、中学生には伝わりにくいものです。
「ふ~ん」くらいにしか聞いてなかったという経験ありませんか?

子どもたちにロングトーンの重要性を伝えるポイントとして、ここが一番難しんですよね。

経験や結果論を伝えることは大切ですが、大切なのは「経験させてあげること」です。
ロングトーンにより何を学ぶか、何を感じたか、何を理解したか、何を得たかを経験させてあげること。
教える立場の人間は、ここを熟考すべきなんでしょう。

そう考えると、「ロングトーンがつまんなかった」のは、結局『ロングトーンが大切』という概念に縛られた練習だったのではと、最近自分の変化を通じて感じたことでした。

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