トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。
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私がこの言葉を初めて聞いたのは、2016年12月。
まだBodyChanceに入って間もない頃、初めて体験する海外教師のサラ・バーカー先生から聞きました。
直訳すると「首が自由に」です。
アレクサンダーテクニークに初めて触れたのは、バジルさんのブログ。
そこに書いてあった「頭が動いて」を、当時の私は首を左右に振ることでそれを体験していました。
それが良かったのか、それまで失っていた音を出すことができるようになったのです。
そういう下地と、同じく当時BodyCance教師であった嶋村順子先生からも「首の自由さ」についてレッスンを受けたこともあり、サラの言うネックフリーはとても私には効果的な言葉でした。
さて、前置きが長くなりましたが、このネックフリーは、今私の中で再ブームとなっています。
かつてサラに質問したことがあります。
「サラのいうネック(首)と言うのは、どの部分を指すのですか?」
ここで私の中に、ネックに対して部分的な答えを期待していたことが自分でもわかりました。
それに対しサラの答えは「ゼンブ!」と日本語で答えました。
私の中でネックフリーは、主に後頭部に近い首の後ろの部分をさしていたのでしょう。
しかし、サラは「ゼンブ!」と言いました。
つまり後ろだけでなく前もです。
そして、後頭部に近いということは首の上の方ですが、下の方も含まれるということです。
この首全部が自由になることが、マイブームなのです。
喉仏の下で、胸鎖関節の間にくぼみのようなところありますね。
喉仏からこの周りに感じ力みが、頭を固め色々な動きを封じていることに気が付きました。
これは結構大きな問題で、舌の動きや呼吸にまで影響を与えていました。
「頭が動いてから全部をついてこさせて」という自身へのメッセージの中に、頭と脊椎の関係の重要性はもちろん入っているのですが、頭が動けるようにする部分で、後頭部への意識はあっても首全体への思いは少なかったようです。
首「ゼンブ」を意味するネックフリーを再び意識できるようになったのはラッキーでした。
このおかげで、舌の動きと呼吸に不必要な緊張と、それに対する不安のストレスがだいぶ減りました。
そういえば、かつて私は「頭が動いて・・・」の前に「首が自由で」という言葉を入れていましたが、いつの間にやら入れなくなっていました。
それは、その時は必要なくなったから言わなくなったのでしょう。
でも、最近はそれがまた必要になってきたようです。
必要になったら使えばいい、必要ないならしまっておく。
段階的に学んでいくものと違い、こういうことがアレクサンダーテクニークではいつでもできるので、学びに自由さがあります。
こういうところが、アレクサンダーテクニークの良い部分だと思いますね。
発音や呼吸、緊張や力みなどでお悩みの方、ネックフリーは結構使えるスキルですよ。
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