トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。
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日々の日常、お仕事をしていれば疲れます。
そして、その疲れがとり切れないまま次の日も仕事を続け、いつか「疲れがたまっている」状態になっている方も多いのではないでしょうか。
私もその一人ですが。
疲れはストレスのへの原因にもなります。
私は、レッスンは楽しくしていますが、それでも一日レッスン続けていればそれなりに疲れます。
好きな仕事でも、続けば疲れがたまりストレスになってくることもあるでしょう。
そして、今私はオーケストラの事務をメインの仕事にしています。
この仕事は、今まで避けてきた部類の仕事ですので、苦手分野の仕事です。
日々、緊張しながら仕事していますので、どうしても疲れが出ます。
そして、物理的な量も多いので、なかなか疲れが取れません。
前の日の疲れを残したまま、翌日仕事をするなんてこともザラです。
その日の疲れをその日のうちに解消できたらいいですよね。
少なくとも減らしてはおきたいものです。
例えば女性に多いですが、 疲れやストレスは、自分へのご褒美としてケーキや甘いものをあげることで少し減ったりしますよね。
また、GWやお盆、年末年始などに、一気に有給とお金贅沢に使って解消なんてこともありでしょう。
今回私がお話しするのは、前者の方。
日々のストレスや疲れを、少しずつ減らすことで体を長持ちさせることについてです。
これは皆さんがご自身の方法をお持ちで実践しているでしょう。
私の場合は、通勤途中のスマホのゲームや漫画、帰宅後お風呂で読書しながら半身浴、ビールなどお酒で軽く晩酌、子供たちのその日の話を聞くなどがあります。
まあ、これらは誰でもするようなことなので、あえてメルマガで大事にお伝えするようなことでもありません。
アレクサンダーテクニーク的に伝えられることこそお役立ち情報なので、前置き長くなりましたがそれを今回はお伝えします。
これが、題して「その日の疲れ、その日のうちに」です。
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【その日の疲れ、その日のうちに】手順
①まず、あおむけで膝を立てて寝ます。
膝の立て方にもより有効な仕方があるのですが、今は割愛します。
腕は体の横に、自然に床に着けておいてください。
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②かかとで地面を押すように脚を使い、お尻~背中辺りまでを持ち上げます。
お腹を使う意識が働く人が多いですが、脚を使うことがポイントです。
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③背骨一つ一つを順番に床に付けていくように、身体を床に下ろしていきます。
ポイントは、これをしようとすると背中が丸まっていくということです。
胸椎、腰椎、骨盤が順番に床に着いていくはずです。
【観察ポイント!】
最初にあおむけに寝転んだ時、腰と床の間に空間があったはずですが、③をした後はどうですか?腰辺りが床によりくっ付いていません?
腰の反りが緩和された証拠です。
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④手を胴体に沿って頭まで持っていき、後頭部に両手をまわします。
手に持ち上げられるように、肩甲骨辺りが床から浮く程度まで頭を持ち上げます。
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⑤③と同様、今度は背骨一つ一つ順番に床に着けていくように、頭を床に下ろしていきます。
それが終わったら、手は④の逆の手順で戻していきます。
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⑥(どちらからでもいいですが)右手を、胸の上を通って身体に沿わせるように左腕側に持っていきます。
左腕より向こうにある床を触る程度、持っていってください。
その時、右腕の肩甲骨が床から浮くことを確認してください。
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⑦③同様の動きをして、右腕を基の位置に戻していきます。
(背骨ほど骨の数はないですですが、順番に床に付けていくことがポイントです)
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⑧左腕の方で⑥⑦をします。
【観察ポイント!】
背中の左右肩甲骨の間はどうなっていますか?
より床と背中の密着部分が多くなっていたらOKです。
また、両肩の床との距離はどうなっていますか?
背中の密着が増えていれば、この距離は今までよりも離れているはずです。
「きをつけ」のように肩甲骨が背中側に寄せられていれば背中は狭くなり、床との密着も少ない。
肩は体の後ろに引き付けられるので、寝転んだ時肩が床と近くなっていたりくっついている人もいます。
④~⑧はこれをやめる動きです。
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⑨身体と床の密着が増えたこの状態で、しばらくぼーっとしたり楽しいことでも考えてください。
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さて、いかがでしたか。
色々なところでこれをしていますが、身体が伸びて気持ちいいなあと感じる人が多いです。
お昼過ぎにこれをしてしまうと、途中で眠ってしまう人も結構います。
それくらい気持ちいいのです。
身体をストレッチ運動で伸ばすのではなく、地球の重力を使って筋肉の緊張を取るエクササイズなので、無理がありません。
この時、体の縮みはかなり減っています。
アレクサンダーテクニークをしているようなものです。
というより、アレクサンダーテクニークの体験を実感できる具体的な方法と言ってもいいかもしれません。
イヤなこととか考えると、身体は反応して緊張してしまします。
だから⑨がとても重要なのです。
寝る前に布団やベッドの上でこれしてみてください。
そのまま寝れてしまいますよ。
しかも、体の緊張が取れてからの睡眠なので、翌日の目覚めもとても良いはずです。
お試しあれ。
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