第268回 絶対的音色感は必要だが絶対的吹奏感は弊害かも~練習時間が少ないことのメリットを利用する~

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。
(今回のブログは9/27のメルマガでお送りしたものです。)

《今回のブログは、決して長時間の練習を否定したり、短い練習時間でも十分と言うことを推奨しているものではありません。練習時間が十分に取れない愛好家の方などのヒントになれば幸いという思いで書いてあります》   

プロプレーヤーからオーケストラ事務局員(会社員)となった私だからこそ、説得力があることもあると思うのです。

その一つが練習時間のこと。
(一応演奏活動をやめたわけではありませんし、レッスンはずっとずっと続けています)

フリーランスとして演奏とレッスン活動をしていた昨年までと大きく違うのは、この練習時間の取り方と使い方。
皮肉なことに、練習時間が確保できていた当時よりも、その時間が取れない現在の方が練習時間の使い方が上手いように感じるのです。

いや、実際上手いこと使えてると実感しています。

さて、最近は意図的に練習していません。
以前にも書いたように、抜歯の術後の治癒のために楽器を吹くことを控えているのです。

レッスンでは少しは吹きますが、無理がかかっているのがわかると吹くのをやめています。
こういう事情なので、練習しない日が何日も続くここ最近です。

奏者として活動していたころは、こんなに何日も楽器を吹かない日なんてなかったですからね。
ある意味新鮮です。
しかし、こんなに楽器を吹かない日が続いても、意外に音が思った通りに出せるのがわかりました。
(もちろんコントロールや体力的な部分では、これはやはり練習時間は必要ですが)

それは、吹き方の問題ではなかったのです。

これは、こういう状況になって気が付いたのですが、先ほども書きましたが、私はここ一ヶ月レッスンで少し吹く以外楽器を吹いておりません。

レッスン直前は音出しとして吹きますが、その時に発見したことがととても役に立ちました。

ある程度吹かない期間があると、適度に吹き方を忘れているのです。
私はこれを利用しました。

あえて、❞いつもの❞吹き方を思い出そうとしたり、どれを目指そうとせず、その時のコンディションでいい音を出そうとしました。

練習不足による吹き難さと言うのも、実は❝いつもの❞吹き方を求めた結果から来てるのではないかと言うのは、アレクサンダーテクニークで言うところの「感覚(的評価)は当てにならない」と結びつきます。

幸いなことに、私はアレクサンダーテクニークを学んでいるので、この感覚依存から脱却が比較的できます。

それを使うことをメリットとし、とにかく今起きていること、今状態で音を出すにはどうした良いかにアプローチしました。

ここで大切だと思ったのは、やはり出た音を聴くこと。
いい音が出たかどうかを確認することです。

いい音でなければ意味がありません。
吹き方よりも、良い音するかしないかが重要。

調子を崩している人の多くが、実は自分の音を聴いているようで聴いていないことを、私は自身のことも含め知っています。

これは、次回のメルマガで書きます。

絶対的な音色感は必要です。
しかし、絶対的な吹奏感は意外に弊害をもたらすのではないだろうか、と言うのがこの発見から得られた教訓です。

ちなみに、私は

・腹筋、特に背中側の肋骨下辺りを使うことで音が出しやすくなること

・顎の動かし方を増やすこと

・息の出す方向を口内の上前に向けること

・口周りの筋肉を❝しっかり❝使うこと

で、何日かぶりに吹いたにもかかわらず楽器が鳴るようになりました。

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