第272回 演奏のモチベーションを上げる

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。

演奏する上で、「モチベーション」と言うのはとても重要です。

モチベーション・・・意欲や動機と訳されます。 

「演奏の意欲」と言うことになるのですが、日々の仕事においてもモチベーションは大事ですよね。
これは「何のために仕事をしているか」ということに繋がるわけですが、ことモチベーションということで言えば「生活のために仕事をしている」だとモチベーションは上がりませんよね。 

私は生活のために仕事をしているという言葉が好きではありません。
それは、これでは仕事をするモチベーションにならないからです。
モチベーションの上がらない仕事をしていては、仕事の内容や結果に影響します。 
つまり、いい仕事ができないということです。 

私は、いつの頃からか忘れましたが、この考えを持たなくなりました。
若い頃は、仕事をすることでお金を得られることに喜びを感じていましたが、ある程度年齢が行くと、お金を得てそれを何に使うかという目的が変化してきたことによって、徐々にその喜びがなくなってきました。 
それは、金を得る目的に「生活のため」が入ってきたからです。 

そりゃあ、つまらんですよ。
つまらんから、この考えはいつの間にか違うことに変わりました。 

私が何のために仕事をするか、それは「遊ぶため」です。 

別に、これは「遊び惚ける」とか、いわゆる「悪いことする」遊びではありません。
家族とどこか旅行行ったり、旅行でなくても買い物や食事、この間久しぶりに行きましたがボーリングなど、もっと些細なことで言えば子供お菓子を買ってあげるとか、それらすべて「遊び」です。 
このような遊びのために仕事をしていると思えば頑張れます。
これがモチベーションなのでしょう。 

しかし、仕事の中身そのものにモチベーションを上げられるものがあると、これはとても良いことですよね。
演奏は、そういう意味で私にはモチベーションを上げる要素がたくさん含まれていました。
(もちろん、モチベーションの上がらない演奏仕事も山ほど経験しましたが)   

さて、最近は演奏をやめてはいないものの第一線からは退きましたが、裏方にまわってこの仕事の中身にモチベーションを上げる要素がなくなったかと言うと、そうではありません。 
これは一言では表現できませんが、私には裏方仕事をする上でのモチベーションを上げる要素がいくつもあったのです。

これはラッキーなことでしょう。

大きなことは、私が今の仕事に就くチャンスをくれた私のボスの存在。
正直、仕事自体は私の能力的なものが不足しているのでかなり大変です。
しかし、この仕事をくれたこの人のために頑張ろうと思えるので、これはモチベーションを維持するのに大きく働いています。 

そして職場の仲間のやさしさ。
これがあるのは、とてもラッキーだったのではないでしょうか。
そういうのに恵まれなくて、悩んだりやめたりする人もいるわけですから。 

さらに、私が裏でした仕事の結果を表で出す奏者の存在。
オーケストラの事務ですから、奏者が仕事しやすいように気を使うことが仕事です。
そういった気遣いを自分が奏者だった経験を活かし、知らない裏方の部分は学び、奏者の演奏に生かされたことがわかった時は、そりゃモチベーション上がりますよね。
マネージャー業と言うのを好んで選んだ方々は、こういったことに喜びを感じているのでしょう。   

さて、話が長くなりましたが、演奏におけるモチベーションとは何なのでしょう。

これがわかっている人であれば問題ない。
しかし、これが見つからない人はいますか? 

私が思うに、楽器を続けている人は、これが絶対あるはずです。

言葉にできないかもしれませんが、これは絶対にある。
なきゃ楽器なんてできやしない。
プロアマ問わずです。 

なぜか。

 楽器を吹くことは、好きでなきゃできないからです。   

「先生もあったんですか?」 これは、とある生徒のお母さんから発せられた言葉です。
どんなことがあったかと言うと、楽器をやめようと思ったこと。
それに対しての驚嘆の言です。

 でも結局辞めなかった。
なぜかというと、楽器を吹くのが好きだったからです。
そもそも論で、楽器が好きだから始め、続けているわけです。   

さてさて、なぜ今回このことについて書いたかと言うとですね、レッスンをしていて時として苦痛を感じる時が少なからずあるのですが、それは生徒に楽器をするモチベーションを感じない時です。 

これが多いのは中学生ですね。 
中学に入り部活動を決めるにあたり、とりあえずで吹奏楽部に入り、そのまま何か楽しみも見つけられず進級してしまったような生徒には、この傾向が多いです。

それならばレッスンをしなかったり、生徒も来なければいいのですが、これもなんとなくレッスンに来ることが部活動で決まっているので続けています。 
こういう生徒は、当然ながら進みが遅く上達しません。

上手くできなくて悩んでいるのとはわけが違います。
吹く気すらあまりない生徒もいます。 
それでもレッスンに来る以上、こちらも色々手を尽くすのですが、本人もモチベーションが上がっていない以上こちらのレッスンに対するモチベーションも上がりません。 

こういう生徒に対しては、如何にモチベーションを上げさせるか、また私自身のモチベーションを上げるか、これがレッスン教師としての課題です。 

「無理に上げさせなくていいんじゃない?」 そんな声も聞こえてきそうですが、私はこれにいつもチャレンジしています。
こうすることにより、この手のレッスンの苦痛が和らぐのです。 

これが、こういう生徒に対して自分のモチベーションを上げる、私の方法です。 

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