第277回 ポイントがわかれば脱力も有効

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。

過去メルマガから。

呼吸やタンギングで、力みや固まりをいろんなところで感じると思います。
それに対し、ここを動かす、あそこを動かすなどのヒントをたくさん書いてきました。

 さて、実際に力みを感じてそれを問題や悩みに思っている人で「脱力感」を得ながら動きを用いることは、両方の動きと意識、精神的メリットを得ることができるというのを、最近のレッスンで体験しました。 

脱力目的は、私としては決して望むものではないですが、生徒さんが脱力感を欲していればそれを感じつつ実際に力みが取れたらなぁとは、少なからず思っていました。 
特に私のようにタンギングで悩んでいる人には、そういった脱力をしている感じを感じつつ実際に力みが取れるというのは、より練習している気分になります。 
今回は、そういう部分的に脱力を認めつつ動きを用いることができ力みが取れたレッスンです。   

【実際の力みと脱力を意識する場所の違い】

タンギングの悩みは、何らかの理由で舌が固まったり動かなくなり、思ったタイミングで音が出せなくなる不具合が最も多いです。 
その時、呼吸に始まる体の様々な部分が固まり動いていません。
そこで、力(力み)を抜くことよりも動かせるところを動かすのが、私がよくするレッスンです。

これは、脱力意識よりも足りてない部分を動かすことの方が積極的な解決方であると私は考えており、結果的に力みが抜けることにもなります。 

そこで、実際に固まっている舌や首ではなく違うところを緩めることにより呼吸が良くなり、舌が動き出すことがありました。 

その場所は大きく2つ。
1つは胸。
細かく言うと、胸骨です。
胸の真ん中辺りですね。

 2つ目は、胸鎖関節の間の窪んだところ。
剣道の「突き」の部位ですね。  

この2つの力み解消は、呼吸に大きく影響します。

 胸骨のこの部分は、腹直筋の始まり部分でもあります。
ここが緩めば体に防御の動きをさせていた腹直筋、そして肋骨の固めがなくなり呼吸が楽になります。

そして胸鎖関節の間の窪み、ここのすぐ下には気道があります。
呼吸にダイレクトに影響する部分なので、ここが緩むことの重要性は細かく説明しなくてもわかるでしょう。 

この2つを、あえて緩めることを意識してもらうと、姿勢がぐっと長くなり声が変わりました。
そこで息を吸ってもらうと、それまでより胸の動きが大きくなり、のどの力みも減りました。

身体が動いたため、タンギングに対しての恐怖感も減り発音もばっちり。
更に音が良くなりました。 

動かない場所が動くようになることが目的で、実際に動かない場所ではなく、動かなくなる原因や問題を生んでいる場所がわかるかること、これが重要です。

アレクサンダーテクニークレッスンのいいところは、こういうところが見つけられることですね。   

ただ単に「脱力」は弊害も多いので私はレッスンでは薦めませんが、そこがピンポイントでわかれば、脱力意識が有効な時もあります。

今回はそんなレッスンの例です。

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