第193回 腹筋と呼吸とタンギング②-1~呼吸筋~

トロンボーン奏者でアレクサンダーテクニーク教師のかたさんです。

数回前のブログ『第189回 腹筋と呼吸とタンギング』に「次回」と書いたのですが、回数が飛んでしまいました。
そのブログがこちら。
https://katasan-tb.com/blog-no-189/
今回はその続きです。

第189回は、腹筋の使い方が身体の力みを生みタンギングや腰痛、肩こりに影響していたという内容でしたが、今回は同じ腹筋でも腹横筋についてです。

なお、今回のブログは、一見解剖学的な内容に思えますが、 私のタンギングの不調と自分の中の思考の話と繋がっていきます。

【腹横筋】

いくつかある腹筋の中でも、最も深層にある筋肉が腹横筋です。
上の画像で分かるように、筋肉繊維が横に走っています。

全体はこんな作りをしています。

【筋肉繊維】

さて、ここで筋肉そのもののお話をします。

筋肉には、その繊維の方向があり、その方向に向かって収縮が起こります。

よく勘違いされているのですが、筋肉は収縮しかしません。
伸ばされることはあっても、自発的には伸びず収縮のみです。
そして収縮の方向が、この繊維の方向です。

こんな感じです。

「目で見る動きの解剖学ースポーツにおける運動と身体のメカニズムー」より

上腕二頭筋だと上の図のように力こぶの形になるのでわかりやすいですね。
筋肉はこの筋繊維の方向に収縮します。

腹横筋は、筋線維が横に、しかもお腹まわりを取り囲むように走っているので、この方向で収縮するとお腹をぎゅ~っと絞るような動きになります。

別の言い方をするとお腹がくびれるんですね。
こんな感じで。

科学新聞社[動きの解剖学]より

画像の左下の絵がそうです。
腹横筋は、胸郭と骨盤の間の腹腔を前後左右全て覆っています。
だからくびれるんです。

そのくびれを作る動きが、呼気時に必要な動きです。
腹横筋は、息を吐く時にたくさん働いてくれる筋肉です。

別のわかりやすい働きは、この画像にも書いてありますが咳をした時。
あと、この画像のページ上の方に私のメモが書き込んでありますが、犬が「ハァハァ」するその動きは腹横筋の働きによるものです。
なので吐く時の呼吸筋である腹横筋を鍛えるトレーニングは、「ハァハァ」と犬のまねをしてください。
これでアイキャッチ画像の意味わかりましたね。

私に起こっていたことは、この腹横筋の働きを腹直筋の力みや固まりが邪魔していたことでした。
腹直筋は縦に長くお腹を覆っています。
これが固まることにより内臓を守るわけですが、同時にその他の腹筋も固まります。

しかも腹直筋は、189回にも書きましたが、肋骨にも繋がっているので、肋骨の動きにも影響します。
そして肋骨と腹横筋も繋がっているので、当然腹横筋の働きは影響を受けます。

そしてもう1つ、吐く息に大きく影響する筋肉があります。
それが骨盤底筋群です。

長くなるので、それはまた次回。

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